本書の目的は、読みやすいコードを書くことである。その中心となるのは、コードは理解しやすくなければならないという考えだ。具体的に言えば、誰かが君のコードを読んで理解する時間を最短にするということだ。
x はじめに 本書について
読みやすいコードを書く上で必要なことが、わかりやすいコード例と(アメリカンな感じの)ユーモアあるイラストによって語られています。
コード例は、いろいろな言語で書かれていますが、その言語を理解していなくても意図が伝わる内容になっています。これを見ると、読みやすいコードのポイントというのは、ほんと言語を問わないんだなぁと思いました。
コードを書く人も、コードレビューするような人もぜひ一度読んでみることをおすすめします。すでに当たり前にやっていることでも、それに対する根拠ある説明が書かれているので、さらに理解が深まるのではと思います。
そして、これを読んだら、プロジェクトのメンバみんなに読んでもらいたくなると思います。(実際プロジェクトで数冊購入して、みんなに読んでもらうようにしました)
読みやすいコードは、他人がコードを理解する時間を削減し、バグが混入しずらくなり、結果的にプロジェクトのコストを下げることになります。
そのためには、コードに対する考え方やスタイルが統一されていることが必要で、本書は、それを行うための教本となりえる本だと思います。
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
posted with amazlet at 13.09.10