View customize pluginでチケット作成画面の項目名を変えてみます。(こないだのredmine.tokyoで話にあがりました)
Redmineで何を管理するかによって、項目名がそぐわない場合がある(もともとBTSとしての名前なので)ので、利用者に対してわかりやすくするためには結構重要なポイントになります。
設定内容
Path pattern
/issues/
Code
Type:JavaScriptとして下記を設定します。 下記の例では、「環境名」というタイトルに変えています。
$(function() { // チケットのSubjectの名前を変える $('label[for="issue_subject"]').text("環境名"); // 必須マーク消さないようにするには、HTMLで書き換える //$('label[for="issue_subject"]').html('環境名<span class="required"> *</span>') });
設定後のイメージ
View customize plugin の限界
チケット作成、編集だけならばこの方法でいけますが、チケット一覧など、他の箇所も統一的に変えようとすると、View customize pluginだと無理があります。。なので、項目名をシステム全体で変える場合には、Redmineのソースコードを触った方が確実かつ早いので、そちらをおすすめします。
項目名の定義は、Redmineのインストールディレクトリ配下のconfig/locales/ja.yml
にて記載されています。このファイルは言語毎に分かれているので、日本語以外を変えたい場合には、同じディレクトリにある他のファイルを変えてください。
今回の題名のところを変える場合には、このファイルのfield_subject
として指定されている箇所を変えます。下記だと、「題名」となっているところを変えたい名前に変えるだけです。
field_tracker: トラッカー field_subject: 題名 field_due_date: 期日 field_assigned_to: 担当者 field_priority: 優先度
チケットの項目は、field_xxxx
といった名前になっているので、他の項目も同様の手順で変更できます。