SELECT文といっても、単一テーブルしか使わないようなSQLではなくて、複数テーブルを結合するような場合に、気をつけていることを書き出してみます。
USING句よりON句を使う
2つのテーブルならば、それほど気にはなりませんが、3つ以上のテーブルを結合する際には、ON句で指定した列が、どのテーブルの列にかかってきているかわからなくなります。
なので、タイプ量が増えるとしても、ON句を使うようにしています。
USINGの場合
SELECT u.user_id, u.name, p.password, d.name FROM user u LEFT JOIN pass p USING(user_id) LEFT JOIN dep d USING(dep_id)
ON句の場合
SELECT u.user_id, u.name, p.password, d.name FROM user u LEFT JOIN pass p ON(u.user_id = p.user_id) LEFT JOIN dep d ON(u.dep_id = d.dep_id)
また、WHERE句で結合条件を書いてしまうと、情報が分散する(ような気がする)ので、そのような書き方もしません。(Oracleだと、昔はUSINGやONが使えなかったため、WHERE句に書く人が多いような気がします。自分もそうでした。)
WHERE句は別名.列で指定する
列名がかぶらなければ、別名を付けて指定する必要はありませんが、つけたほうが断然読みやすいと思うので、つけるように心がけています。
SELECT u.user_id, u.name, p.password FROM user u LEFT JOIN pass p ON(u.user_id = p.user_id) WHERE u.mail = 'test@xxx.xxx' AND p.password = 'password'
あと、、これは全てのSQL文に言えることですが、可読性をあげるには、まずは「インデントを揃えること」が重要ですね。