ShortcutKey2URL for Chrome というGoogle Chrome向けの拡張機能を公開しました

ShortcutKey2URL for Chrome という、Google Chrome向けの拡張機能を公開しました。

ShortcutKey2URL は、ショートカットキーを使用してURLを開いたり、移動したり、JavaScriptを実行できる拡張機能です。

スタートアップキー(デフォルトはCtrl+Period、MacだけCommand+Comma)であらかじめ設定しておいた動作の一覧を表示し、次のキーでその動作を実行します。この2段階動作が、ShortcutKey2URLの特徴です。

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キーとして設定しておける文字は1文字に限定されません。2文字以上で設定することも可能です。これによって、キーの自由度が高まります。たとえば、Googleのサービスは先頭1文字は"G"として、2文字目で各サービスを表すといったような、階層を持たせることができます。

また動作として設定できるものには、下記のようなものがあります。

  • URLへの移動。既に開いているURLの場合は、そのタブへ移動し、開かれていない場合には、新しいタブとして開く。
  • 新規タブとしてURLを開く。
  • 現在のタブにURLを開く。
  • 現在のタブで指定したJavaScriptを実行する。
  • 新規タブとしてURLを開いて、その後に指定したJavaScriptを実行する。

ぜひお試しください!

FirefoxのShortcutKey2URL

ShortcutKey2URLは、もともとFirefoxのアドオンとして、10年くらい前に公開したものです。

自分自身でもずっと愛用していて、欠かせないアドオンです。

Firefoxの57にて、WebExtensions対応のアドオン以外は無効になるため、このままだとShortcutKey2URLは使えなくなってしまいます。他の利用者の方からも、WebExtensions対応して欲しい!といった要望をもらったので、1ヶ月ほど前からコツコツとWebExtensions版を作り始めました。

ただ、いきなりFirefoxのWebExtensionsのバグを踏んでしまい、その対応まっていると先に進まない、、ということで、Google Chromeの拡張機能で同等のものを作り始めて、今回のリリースとなりました。 同じ名前ではありますが、一から作り直す形になっています。既存のコードはまったく役に立たないというか、同じ方法では実現できないため、まずは実現方法から考え直した感じです。

Firefox版も、これから対応を始めて、Firefox57のリリースまでには間に合わせたいと思っています。