Atlas(旧Vagrant Cloud)でboxを公開してみる

Vagrantを開発するHashiCorpのAtlas(旧Vagrant Cloud)で、Vagrantのboxを公開することができます。

公開されているboxは、誰もが簡単に使用することができます。(chef/centos-6.5は良く使わせてもらっています)

Atlasにあげておくことにより、boxのバックアップとして使えたり、他のPCからも使えたりと、あげる側にとってもメリットがあるのではと思います。

以降にAtlasにboxを登録したときの手順をメモしておきます。なお、手順はとっても簡単なので、はまる部分はまったくなさそうです。

Atlas にアカウントを作成する

Atlasのトップページに行き、「SIGN UP」のリンクからアカウントの作成を行います。

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boxを登録する

ログインすると、下記のようなメニュー画面となるので、「Create a Vagrant Box with the Web UI」を選択します。

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Create a new box として、公開するboxの名前と説明を記入し、「Create box」を押下します。

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New Box Version として、公開するboxのバージョン情報を記入し、「Create version」を押下します。

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この時点では、boxの実体は登録されていません。ここから「Create new provider」で、boxをUploadします。

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Providerには、対象となるProvider(virtualbox、vmware_desktop、hypervなど)を記入します。boxはローカルからUploadするか、配置しているURLを指定する方法があります。(今回はUploadで配置します)

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「Continue to upload」でUploadするための画面に遷移します。

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ファイルを選択すると、そのままUpload処理が始まります。

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ひたすら待ちます…

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これでboxはアップロードできましたが、まだ公開は完了していません。

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「This version was created 1 hour ago. This version is unreleased」となっているので、「Edit」で編集画面に遷移し、そこでRelease version して公開されることになります。

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Atlasに公開されているboxは、box addを行わずに使用できるので便利です。(当然、ローカルにboxのダウンロードはされますが、、コマンドの手間が減ります)