window.openにて、オプションを指定する場合には、resizable=yes としておいたほうが良いと思う

window.openのオプションで、resizable=noもしくはオプションを指定していてresizableについての記述がない場合には、開かれたウインドウがリサイズ不可となります。(ただしOpera9.2ではresizableの指定有無に関係なくリサイズ可能)
この際、scrollbars=yesもしくはでスクロールバー表示の指定があればまだ良いのですが、scrollbarsの指定がない場合、ウインドウサイズの変更不可、スクロールバー非表示となるので、ウインドウから隠れている領域があると、その領域を簡単には見ることができなくなります。
"簡単に"ってつけているのは、、

  • カーソルキーで動ける
  • 入力フォームやアンカーなどがあれば、TABで遷移することによって見ることができる場合もある
  • Firefoxだとステータスバーの右下を触れればresizable=noでも変更できる。ただし、ステータスバーの右下が表示されない(ウインドウサイズが小さい場合、拡張なんかのアイコン等で幅とって隠れちゃうとか)場合にはどうにもならない

といった場合もあるかなーと思ったからです。(WEBに触れているすべての人が直感的にわかるとは思えませんが)


動作保証ブラウザならば、動作確認をとっているはずなので、隠れちゃう領域が出ることはないと思いますが、、
動作確認していないブラウザで表示され方が違った場合、見たい部分が隠れてしまってどうしようもできないってことがあると思います。
そんなとき、resizable=yesとなっていれば、ウインドウサイズ変えてみることが出来るので、いくらか救われます。
実際、最近そんなサイト(Firefoxで困った)があって、そこ以外はちゃんと問題なく表示、動くのですが、しょうがなくIEに切り替えて操作するってことがありました。


ちなみに、リサイズ不可とすることによる利点ってあるのでしょうか。自分は思いつかなかったのですが…
作った人も、なんとなく指定している場合が多いのではないでしょうか。(というか、付け忘れとか)
自分自身もいままでそれほど気にしたことが無かったので、今後気をつけようと思います。


WEBサイトって、人(ブラウザ)によって見え方が違うのだから、リサイズ不可にしてしまうことは、ユーザビリティを損なうことになるかもしれませんね。
ということで、resizable=yes は必ず指定しておいたほうが良いと思います。
#そもそも別ウインドウにする必要があるか??ってのもあるのかな…


あと、window.openを触っていて、気がついた点をいくつか

  • Opera9.2だと、resizableの指定にかかわらずリサイズ可能。status=yesとしてもステータスバーが表示できない。
  • Firefox2.0だと、statusの指定ができない。(親ウインドウの設定に依存する)